生産の4Mとは、「Man(作業者)」「Machine(機械設備)」「Material(原材料)」「Method(作業方法)」の頭文字であり、QCDを実現するために投入される資産を指す。これらの4つの要素がバランス良く投入されることで、効率よく生産することができる。また、生産における問題点を分析・発見するための視点としても用いられる。

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Man:作業者

経営資源の4要素では「ヒト」に相当する。過剰人員や不足、手待ち、習熟度など、生産では作業者に関する様々な調整が必要になる。生産形態に合わせて、単能工の採用や多能工の育成を行わなければならない。分析方法としては、作業分析や動作研究を行う。

また、以下の3要素「Machine(機械設備)」「Material(原材料)」「Method(作業方法)」を運用するのは「Man(作業者)」であり、4つの要素の中で最も重要なものとされる。

Machine:機械設備

経営資源の4要素では「モノ」に相当する。後述の「Method(作業方法)」と併せて機械設備の調達・製造、作業機械のレイアウト、生産ラインの自働化などを検討する必要がある。SLP(システマティック・レイアウト・プランニング)においては、「Man(作業者)」と併せて様々な分析方法が存在している。

Material:原材料

経営資源の4要素では「モノ」や「カネ」に相当する。購買活動でどのような原料や部品をどのように調達し、在庫をどのように管理するかを考える必要がある。MRP(Material Requirement Planning)を利用した資材管理や、様々な在庫管理・購買管理活動が存在する。

Method:作業方法

経営資源の4要素では「チエ」に相当する。生産形態を受注生産にするのか見込生産にするのか、ライン生産方式を採用するかセル生産方式を採用するのか等、「Man(作業者)」「Machine(機械設備)」を駆使してどのように作業工程を進めるのかを考える。



About 古市 大三

ダイゾーコンサルティング株式会社 代表取締役。日本経営士会認定 経営士、WACA認定 ウェブ解析士マスター、および経済産業省認定 応用情報技術者。7年の在米生活を経て、帰国後に起業。WEBデザイナー兼ディレクターを経て、WEBコンサルタントに転向。現在は戦略経営コンサルタントとして活動。その他、セミナー講師やウェブ解析士認定講座の講師も務める。